肩こり解消セルフケア

前回の肩こり解消にはまずは仕組みを理解しましょう。でお伝えしたように、肩こりを対処するのではなく、改善していくためには、頭のポジションを整える必要があります。

 

 

そのためには、頭を前方に引っ張っている筋肉を緩めてあげることが必要です。

 

そこでセルフケアとして、片手バンザイをご紹介したいと思います。


 

片手バンザイは、頭が前に落ちた時に無意識に縮んでいる筋肉たちを緩めていき、本来の支えられる状態へと回復させていくセルフケアです。

 

まず1つ目は、咬筋(こうきん)頬にある筋肉です。咬筋は噛む時に力が入る筋肉なのですが、奥歯の上下が接触した時点で咬筋は硬くなります。頭が全方シフトしている状態だと奥歯の上下が接触しやすく、無意識の状態で力んでいる人も多い筋肉です。この筋肉が硬くなるとエラが張り出してしまいます。この咬筋を緩めてあげることで、口腔が広がります。

 

2番目は、広頸筋(こうけいきん)頸の前面を覆っている筋肉。スマホを見ている時間が長い人は、下を向いているので、首の前面の筒が支えられず首が折れてしまいます。またこの筋肉が使えていないと、二重アゴ、お顔の筋肉を引き下げてしまうため、お顔のたるみの原因ともなります。

ですから、広頸筋を緩めてあげることは、機能的にも美容的にもとても大切。頸の筒を前面から支えて、首前面の長さを保ちましょう。

 

3番目は、大胸筋(だいきょうきん)言わずと知れた胸の筋肉ですが、頭が前方シフトとした状態では、肩が前に引っ張られます。この時勝手に大胸筋は縮んだ状態で保持しているので、大胸筋を緩めてあげることで肩が前に引っ張られている状態を解消することができます。

 

4番目は広背筋(こうはいきん)この筋肉は屈筋群ではないのですが、背面を文字通り広く覆っている筋肉です。この筋肉は、頭が前方シフトした時に、引っ張られている状態で循環が悪くなっています。緩めたあげることで、本来の柔軟性を取り戻すことができます。そしてこの筋肉は、最終的に背骨とその下にある仙骨と言われる骨盤を構成する骨に付着しているため、骨盤の緊張も開放してくれます。

 

片手バンザイは、肩こりを対処するためのケアというよりは、肩こりの原因を解消するためのケア方法です。

緩めることを目的としているので、たくさんやらなきゃ効果がないんじゃないか?とか、きちんとやらないと効果が出ない!などの「ねば、ならない」という古い概念を捨てて、ゆる〜く日常に取り入れて、肩こりしにくい体勢を体に覚えさせてあげてください♡